チュニジアの "オーガニック"オリーブオイル生産は、世界第１位です。

北アフリカの地中海に面するチュニジアのオリーブオイルは、日本ではあまり知られていませんが、生産量の90% 以上が、ラベル無しで他国（イタリア、スペインなど）に輸出される高品質なオイルです。そしてチュニジアは、他国からオリーブオイルの輸入をしていない唯一の国です。

チュニジアのオリーブの二大品種は、シェトウィ種とシェムラリ種です。
他国のオリーブと比較して、非常に多くのポリフェノールを含んでいます。

シェトウィ種は北部で栽培され、緑色が強く、苦みと辛味が特徴です。
ジェムラリ種は南部で栽培され、黄色が強く、マイルドな風味が特徴です。

チュニジアでは、チュニジア政府が古くから農薬や化学肥料の使用を規制してきたため、無農薬・無化学肥料によりオリーブを栽培することが一般的です。